1.エネルギー供給事業の概要
1)特定電気事業と熱供給事業
特定電気事業は、平成7年(1995)の電気事業法改正により創設された電気事業であり、一般電気事業者以外の事業者が特定の建物に対し、電気を供給する事業です。
当再開発地区ではこの電気供給形態を採用しており、供給先の全電力需要に応ずる発電設備を設置し、発電した電気を自ら保有する配電設備で各建物に供給しています。
また、熱供給事業では、発電時の排熱を最大限に活用して冷水、蒸気の熱製造を行い、配管を通じて各建物に熱を供給しています。
2)電気と熱の供給先
電気一森タワー、ハリウッドビューティプラザ・メトロハット、グランドハイアット東京、けやき坂コンプレックス、けやき坂テラス、レジデンス4棟。
熱一上記の供給先建物およびテレビ朝日、ゲートタワー。
3)会社概要
当再開発地区で特定電気事業及び熱供給事業を行う事業会社として、平成12年(2000)8月に森ピルと東京ガスの出資により「六本木エネルギーサービス」を設立しました。
2.設備概要
電気供給施設と熱供給施設を森タワーの地下階に併設し、各棟へは専用道内に布設した地域配管、配電線により電気および熱供給を行っています。
この熱電併給システムは、最大電力出力38,660kW、最大冷房能力240GJ/hと大規模なもので、特定電気事業としては都市部において本格的に実施される先駆的なものであると受け止めています。